フリーランスの定義
フリーランスとは、特定の企業と雇用契約を結ばずに、個人で業務を行う人のことです。
もともとは中世のヨーロッパで争いのたびに有力者と契約した騎士のことを指す「Free(自由)+Lance(槍)」から生まれた言葉という説があります。
現在のフリーランスもこの騎士のように、組織から独立した個人として専門知識やスキルを提供し、対価を得ているというわけです。
フリーランスにはライターやデザイナー、プログラマーなどの職業が多く、業務委託や自営といった形で働いています。
フリーランスとして働ける職業10選
フリーランスとして仕事ができる職業を10個、一覧にしました。
グラフィックデザイナー
商品パッケージや広告など、紙媒体・Webサイトに載せるグラフィックをデザインします。
クライアントの要望に応えるデザインを考案するのが仕事です。
経験豊富なグラフィックデザイナーはテレビCMのような大規模プロジェクトに関わることもあります。
イラストレーター
ゲームのキャラクターや本の挿絵など、クライアントの依頼に応じて様々なイラストを描く仕事です。
パソコンで画像の加工を行うことが多いので、画像処理に必要なソフトに関する知識が求められます。
SNSに自分の作品を投稿すると、案件の獲得に繋がるでしょう。
動画編集者
映像や音声素材などを編集する仕事です。
一般的に、報酬は動画1本あたりの単価で計算されます。
動画編集ソフトが身近になった最近、動画編集で稼ごうと思っている人は少なくありません。
プログラマー
プログラミング言語を使ってWebサイトやアプリなどを開発します。
システムエンジニアが作成した設計書に基づき、プログラムを組むのが仕事です。
プログラミング言語は数えきれないほど存在しており、使える言語によって年収や需要が大きく変わります。
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システムエンジニア
顧客の要望をヒアリングし、ニーズに合ったシステムを設計するのが仕事です。
システム開発における上流工程「要件定義」や「基本設計」などを担当します。
また、開発だけでなく保守・運用も行います。
ITコンサルタント
コンサルティングは、企業や個人に対して相談に乗ったり、教えたりする仕事です。
その中でもITコンサルタントは、オペレーション戦略を得意としています。
業務に必要なシステムの設計・構築の支援や、システムを活用した戦略策定などを行います。
ブロガー
自身のブログを開設して情報発信を行い、広告収入を得る仕事です。
収入はブログのPV数や商品の成約数によって大きく変わります。
あまりお金をかけずに始められるので、まずは副業としてスタートするのもオススメです。
Webライター
Web上の記事として掲載する文章を書く仕事です。
報酬はライターのスキルや扱うジャンルによって差が出ます。
未経験でも始められる案件が多いです。
インスタグラマー
Instagramで影響力のあるユーザーを指す言葉で、スポンサー契約による広告収入を得ています。
写真とともに商品を紹介し、購入を促す投稿を行うのが主な仕事です。
一般的に、インスタグラマーの単価は1フォロワーにつき1円と言われています。
翻訳者
書籍や映像作品などの外国語を日本語に訳します。
外国語が堪能な人の中には、フリーランスの翻訳者として仕事をしている人も多いです。
企業の契約書やマニュアル、ホームページを翻訳することもあります。
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